シルウォッチの文字表示で、
徘徊者がどこから出ているのかを把握できます。
建物内から出ようとしている認知症の方や患者さんがいる場合に知らせてくれる装置です。
送信タグを持った人が一定のゾーンに入ったときにのみ電波が送信され、徘徊をリアルタイムに知らせる仕組みになっています。
受信部は弊社固有の技術による腕時計型(または携帯型)受信器の振動や、壁掛型受信器の光により徘徊者の外出を知らせ、文字で出口を「ゲンカン」「ウラグチ」のようにお知らせします。
ご利用例
徘徊センサー 見守るくんのご利用例

機能一覧
エリアセンサー
送信タグからの微弱電波を受信する受信ユニットと人体センサーから構成されています。 天井や壁に設置し、送信タグを付けた徘徊者が入ってきたら、人体センサーが感知し、 タグから送信されるIDを解読、接続してある送信器から電波を送信します。
人体センサーの感知エリアは約3m。 接点出力が2点あるので、1点は通報用送信器、他はパトライト等を駆動するという使用が可能です。
送信タグ
微弱電波を送信するタグです。小型なので徘徊者にわからないように装着することが可能です。 電池CR2032(リチウムコイン型)で寿命は約1ヶ月です。
エリアセンサーと有線で接続、エリアセンサーが人体とタブを感知したら電波を送信します。中央のボタンを押しても送信できます。
文字設定は、お客様のご希望に合わせて変更できます。(納入前は無償)
各種の信号を高輝度LED、バイブレーション、音、文字表示の4つの方法で確実にお知らせします。手のひらに収まる大きさで、持ち運びに便利です。
手のひらに収まるサイズ
ストラップ装着可能
玄関来客時、FAX着信時、警報時などに 色分けして識別できる!!
火災警報時、強い光と一緒に大きな音が鳴ります。(通常時には音はありません。)
高輝度LEDの光と大音量でお知らせ!
下部の4色のLEDで4つの情報を識別。
特長
- 1.エリアセンサー
- タグを持った人が感知エリアに入った時にはじめて感知するので、従来品のような誤検知(離れた所にいるのに感知する)等の心配がありません。
- 2.小型のタグ
- 送信タグは小型なので、対象者に気づかれないよう衣服の折り目に忍ばせる等の使い方ができます。
- 3.静かにお知らせ
- ブザーなどの音声通知のように関係の無い人を巻き込みません。
- 4.すぐに場所を特定
- 設置している場所ごとにメッセージを変えることができるので、どこに徘徊者がいるかをすぐに把握できます。
- 5.長い通信距離
- エリアセンサーが感知した後の通報にはシルウォッチを使いますので、長い通信距離が可能です。
徘徊センサーが必要とされるワケ
高齢化が進む中で認知症の患者が益々増えています。家庭内では介護者が常時、患者に付き添うわけにはいかない事情が多くあります。それでも、介護者の目が届かないときの外出(徘徊)は防がなければいけません。そんな状況を改善するために生まれたのが、徘徊センターです。
もし患者の外出(徘徊)を許してしまったら、転倒したことによる怪我や交通事故等につながる恐れがあります。また、介護者は、常に見ていなければならないという精神的、体力的な問題があります。徘徊センターは、患者だけでなく、介護にあたる人々の負担軽減のためにあります。
東京信友の製品が選ばれる理由
今まで商品の音や光によって徘徊を通報していましたが、音は関係のない周囲の人を巻き込みます。特に老人ホーム等では他の入居者が音や光に反応して、パニックを起こす恐れがあります。
弊社の製品(見守るくん)は介護担当者にのみ振動(体感)と文字メッセージを通報します。特に文字による通報は、徘徊者がどの出口から出ていこうとしているかも知らせることができるので、出口が数か所ある施設でも数人が対応する必要はなく、一人の対応で済みます。
利用シーン
- 働きながら介護をしている場合
- 要介護者が心配で眠れない場合
- 要介護者が送信タグに気づいてしまう
- 要介護者が一人暮らしをしている